転職はすべきか、すべきでないか(1)
まずは、多くの方々が発する転職理由を考察してみましょう。
A1 入社前に描いていたことと現実に乖離があり、今の職場では自分の志を果たせ
ない
A2 新卒で入社した時点で希望していない会社であった
B1 経理で入社をして経理実務に就いていたが、経理から異動になったため、転職
してまた経理業務に就きたい
B2 給料も安く、上司とも反りが合わない(不満が最大の転職理由)
答えから申し上げると、Aの一部の方々は転職を志すべきで、すべてのBの方々は転職
を志すべきではありません。
解説します。
A1 入社前に描いていたことと現実に乖離があり、今の職場では、自分の志を果たせ
ない
A1の理由を掲げている方でも、転職をすべき方々とすべきでない方々に分かれます。
A1で転職をすべき方々
入社以来、目の前の業務に真摯に取り組み、相応の実績を残せた方々でも、いまのま
まで良いのか思いを巡らすことがあるでしょう。
「BtoBの業務に一所懸命取り組んできたが、自分が取り組みたいのはBtoCではない
か」
「コンサルタントとして社会に貢献することを志し、クライアントのために貢献して
きたと自負しているが、自分が取り組むべきは自社サービスを有する事業会社ではな
いか」
この方々は、これまでずっと頑張ってきたにも関わらず、どんなに努力をしても、い
まの会社ではその志を叶えることは出来ませんので、是非転職で希望を叶えて頂けれ
ば幸いです。
次週は「A1ですべきでない方々」について解説します。お楽しみに!!